「ここで吠えてもいいですか?」

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アラビア語には「P」の発音がありません。そこでアラブ人が英語を話すと、「P」の付く音は全部「B」に置き換えられます。
たとえば「people」(ピープル)は「beple」(ビープル)に、「Pepsi」(ペプシ)は「Bepsi」(ベプシ)に。
欧米人の友達の間では、わざとアラブ式の発音をして笑いをとるのが流行っています。ちょうどイギリス人がフランス人のフランス語なまりの英語を皮肉って笑うのと同じような感じです。
こんなジョークがあります。イギリスに旅行したアラブ人がレンタカーを借りました。道路に立っている警察官に「ここに駐車してもいいですか?」と聞きます。ところがアラブの発音だと「park」(駐車する)は「bark」(吠える)になります。

アラブ:「Can I bark here?」(ここで吠えてもいいですか?)

警察官:(けげんそうに)「You can bark. It's a free country.」(吠えたきゃ吠えてもいいよ。ここは自由な国だからね)

このジョーク、飽きることもなく私たちの間ではしょっちゅう使われ、笑っています 大笑い

でもアラブの友達によると、最近では、アラブの間でも「P」の発音を意識的にするようになってきているのだそう。いつかこのジョークで笑えなくなる時が来るのでしょうか。ちょっと寂しい(笑)

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中東を旅するツアーコーディネータ。ヨルダン・レバノンに7年間滞在後、現在はトルコ在住。アラブ世界で泣いたり、笑ったり…異なる文化と言語に囲まれて奮闘する中東での生活をレポートします。地元密着の情報もどんどんアップしていきます。