アブ・ジャマルのお店

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私の住むJabal Al-Weibdeh に、”Queen” というお店があります。店主はシリア人のアブ・ジャマル。アブ・ジャマルというのは彼の個人名ではなく、「ジャマルのお父さん」という意味です。

ここアラブではこんな風に、第一子の名前を使って「○○のお父さん」もしくは「○○のお母さん」という言い方をするのが一般的です。こう呼ぶことによって、相手に対する敬意を表しているのです。
日本でも、小さい子たちが友達のお母さんのことを「○○ちゃんのお母さん」という風に呼ぶことがありますが、大人同士ではそういう言い方はしませんよね。敬意どころか、かえって失礼に当たるかもしれません。

が、アラブ世界ではそうではありません。で、これってかなり楽ちんです。その人の名前を忘れてしまっても、「○○のお父さん」「○○のお母さん」で済んでしまうからです。ただし、子供の名前も忘れてしまったときは使いようがありませんけれど…。
このお店“Queen”は、開店してまだ1年経っておらず、とても清潔できれいです。サンドウィッチのお店で、「スパイシーチキン」や「フィレ」「ターキー」など、中に入れるものを自分で選んでオーダーします。その場でお肉を揚げたり焼いたりして作ってくれますので、多少時間がかかりますが、なかなか美味しいです。

アブ・ジャマル アブ・ジャマル。見かけによらず実は若く、36歳だそうです。

ケースの中 丁寧に下準備がしてあります。ケースから中身を選んで注文します。

サンドウィッチ1つが1.6JD(約270円)です。アブ・ジャマルは英語が話せないので、私とのコミュニケーションはカタコトのアラビア語でなのですが、人間って面白いですね。なぜか通じ、親しくなりました。
Jabal Al-Weibdeh にいらっしゃる機会があれば、ぜひこのお店もお試しくださいね。

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中東を旅するツアーコーディネータ。ヨルダン・レバノンに7年間滞在後、現在はトルコ在住。アラブ世界で泣いたり、笑ったり…異なる文化と言語に囲まれて奮闘する中東での生活をレポートします。地元密着の情報もどんどんアップしていきます。

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