サービス精神もほどほどに

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先日、とても不思議な(?)タクシーの運転手に出会いました。一人だったら乗ってるのが恐かったと思いますが、友達のご主人さんと一緒だったので笑って済んだのですけれど…。

 

何が変わっているかって、この運ちゃん、異常なまでにフレンドリー。約束の時間に少し遅れそうで急いでタクシーに乗り込んだ私たちを相手に、すっごくハイテンションで、こっちが引くくらいウキウキ、ノリノリ状態。

 

突然車を道端に寄せたかと思うと、窓から外に向かって叫んでいます。何だろう、と思ってみると、ダウンタウンの道端でサボテンの実を売っているのでした。「一個いくら? まけてよ」などと叫んだかと思うと、「ちょっと待ってて」と飛び出していき、サボテンの実を5個購入。食べろ、食べろと何とも親切。

 

道端で売っているサボテンの実 左側の白いシャツのお兄ちゃんが運転手

車内におかれたサボテンの実 車内に持ち込まれたサボテンの実

 

その後、ハイテンションのまま携帯電話を突然かけ始め「今、フランス人(友達のご主人のこと)を乗せているんだ。アラビア語がむっちゃ上手なんだぜ」などと説明しています。さらに、「ローマの円形競技場に行ったことはあるか? いい場所知っているんだ」などと言い始め、友達のご主人が「行ったことはないけど・・・今行きたいのはアシュラフィーエなんだ」と言っているにもかかわらず、グルグルグルッと坂をすっ飛ばして、なぜか円形競技場の上にあるレストランまで私たちを連行(笑)。

 

レストランの駐車場へキキーーッと車を停めると、警備員や警察官のお兄ちゃん達がいぶかしげに近寄って来ます。「円形競技場をここから見るのは違反だよ。下でチケットを買わなきゃ」となぜか私たちが注意されます。「なんでここに来たか分からない。彼が勝手に連れてきたんだ」と友達のご主人。結局、この運ちゃん、ペナルティを支払う結末に・・・・。

 

その後も目的地になかなか連れて行ってくれず、親切なんだかよく分からない。でも変わっている。終始ハイテンションで話し続けます。「こっちに曲がって」と指示しても「いや、こっちこっち」ってな具合。結局、友達のご主人が切れて、途中でタクシーを降りる羽目に。一人だったら絶対 ヒエエエ~~、という感じですよ。というか、一人だったら「おや、怪しいな」と思った時点でとっくに降りているか。

 

でもサボテンの実を食べれたのは嬉しかった。サボテンの実については、またご紹介したいと思います。

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中東を旅するツアーコーディネータ。ヨルダン・レバノンに7年間滞在後、現在はトルコ在住。アラブ世界で泣いたり、笑ったり…異なる文化と言語に囲まれて奮闘する中東での生活をレポートします。地元密着の情報もどんどんアップしていきます。