争うのをやめた瞬間…

私の仕事にはレンタカーの手配も含まれます。レンタカーの場合は、レンタカー会社との取引となります。観光に来られる方の中でレンタカー挑戦者はまだまだ人数的には少ないのですが、でもたまにおられます。ちなみに私のお勧めはレンタカーでのヨルダン移動です。首都アンマンでは少し怖い思いをされるかもしれませんが、アンマンを過ぎればスイスイです。砂漠の一本道をかっ飛ばすのは楽しいですよ!!

話は逸れましたが、この取引先のレンタカー会社、まぁ本当に「ヨルダン的」。良い人たちですし、Naoko、Naoko と慕ってくれます。どうもありがとう。でもあなたたち、本当にヨルダン人ですよね。

少しご説明しますと、レンタカーの場合、空港でのお引き渡しを希望されるお客様が多いです。そうなりますと、お客様のフライト時間に合わせて担当者が空港でお待ちするという形になります。空港にはレンタカーが準備してあり、空港の到着ロビーで担当者とお客様が会い、簡単な打ち合わせやお支払いをしていただいて、さあお客様はいざご出発! となるわけです。

が、よくかかってくる電話が「あ、あの…担当者の方がおられないんですけど…」。オイオイ! 担当者よ、どこにおる? で、私としてはレンタカー会社に連絡せざるを得ません。レンタカー会社としては「空港にいるはず」という回答。いつも同じパターン。

この担当者、フラリと煙草を吸いに外に出てみたりして、空港内をあちこちフラフラしているわけです。とにかく、忠実にじっとお客様を待つのがイヤ。それから、このレンタカー会社のサブオフィスが空港から5分ほどのところに最近出来まして、ギリギリまたは少し遅れてやってきているはずなんです。「時間に余裕を見て、お客様を待たせないように!」 といつも口を酸っぱくして言っているのに!!

で、今回もレンタカーのお申し込みがあったものですから、

「Please do not be late when meeting with the clients. I do not want to receive a phone call from the clients to complain that nobody is waiting for them」

(訳)お客様に会うときは、遅れないで。お客様から”誰も待っていない”というクレームは受け取りたくないから。

としっかり念を押しておきました。言いたくないですよ、こんな初歩的なこと。でも言っとかなきゃ。そうしたら、返事が。

「We never get late to our clients(Always on time),  your clients keep calling  you cause they doesn't speak English.」

(訳) 遅れたことは never (いまだかつて) ありません。Always (いつも) on time (時間通り) です。あなたのクライアントはいつもあなたに電話をかけ続けるけれど、それは彼らが英語を話さないからです。

なんちゅうこと!! アンタそう出るか??? ほほう、ほほう、 On time なんですね。Always なんですね。Never get late なんですね。そうですか。悪いのは、英語を話さない私のお客様のほうなんですね。ちなみに「They doesn't」(正しい英語は”They don't”) になってるし。英語間違ってるよ…。

というわけで、争う気が失せ、争うのをやめた瞬間…。彼らの見方を調整することはできない。彼らは変わらない。これが愛すべきヨルダン人なんです。さて返事にはなんて書きましょうか。「OK! スマイル」とスマイルの絵文字でも入れておきましょうかね。


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中東を旅するツアーコーディネータ。ヨルダン・レバノンに7年間滞在後、現在はトルコ在住。アラブ世界で泣いたり、笑ったり…異なる文化と言語に囲まれて奮闘する中東での生活をレポートします。地元密着の情報もどんどんアップしていきます。