「アラブ世界を旅する人たちへ」第2弾

昨日に続き、「アラブ世界を旅する人たちへ」第2弾です。先日も書きましたが、アラブの基本的な思考パターンは

 

「自分がいいと思ったことは相手にとってもいいはずだ」

という揺るぎない確信。この確信を元に物事を提案してきます。もちろん、私たち日本人の希望からズレていることもしばしば。でも仕方ありません。その「ズレ」は文化の違いであって、「ズレるな!!」と言っても始まりません。日本人とアラブとは違う人種なのです。見かけもずいぶん違うのですから、思考も違って当たり前ですよね。
そこで私のほうでは、お客様にお送りする確定のご日程表に下記のような表記をしています。

えんぴつアラブの国民性について
今回のお手配はドライバー付きの専用車ですので、アラブのドライバーと接していただく時間が比較的長いかもしれません。そうなりますと、ご旅行の質がドライバーの人柄などに依存してしまう可能性があります。アラブの国民性や文化の違いなどからドライバーとの間で多少の誤解が生じる可能性も否定できません。アラブは人の感情をくみ取ることができない国民です。ぜひとも、その場ではっきりと YES / NO を意思表示していただきますようお願いいたします。また少しでも疑問に思われたり不都合に感じられたりすることがございましたら、すぐにお知らせくださいませ。

さてこれを読まれて、皆さまはどう思われますか? そうか、アラブは言わなくっても汲み取ってくれる人種なんだ、と思われるでしょうか? 思わないですよね~。
ところで、あまりにアラブについての真実を書き過ぎると、お客様の中には「ゲーッ、アラブって大変! 旅行が憂鬱…」と圧倒されてしまう方もおられるかもしれません。また、「木村さんのブログを読んでアラブはかなり手ごわいと覚悟してきたのですが、拍子抜けするくらい良い人たちばっかりだった」というコメントをいただくこともあります。ですからドライバーとの相性もあります。という訳で、正直言って難しいのです。アラブについて多少の覚悟はしてきていただきたいが、あまりにも構え過ぎていただきたくない。

ただ、分かっていただきたい基本的なことは「アラブと日本人とは違う」ということ。ですからやはりコミュニケーションが必要になります。つまり、お客様のご要望・ご希望をお伝えいただかないことには、どうにもこうにも進まないのです。アラブが「良かれ」と思ってすることがお客様のお気に召さないことが多々あるのです。

こうした文化の違い・思考の違いを楽しんでくださるお客さまもおられます。せっかくアラブ世界に来られたのですから、アラブってうっとおしい! と思わずにアラブという人種を楽しんでいただければとても嬉しく思います。

ご旅行についてのお問い合わせは http://picturesque-jordan.com/ までどうぞ。


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中東を旅するツアーコーディネータ。ヨルダン・レバノンに7年間滞在後、現在はトルコ在住。アラブ世界で泣いたり、笑ったり…異なる文化と言語に囲まれて奮闘する中東での生活をレポートします。地元密着の情報もどんどんアップしていきます。