命がけで力の限り遊ぶ!! ヨルダン旅行の真髄

6月も半ばに突入!! 相変わらずヨルダンの朝晩は肌寒くなりますので、私は未だに冬のフリースのパジャマを着ています…。日本の蒸し暑さと比べると、カラッカラのヨルダンの夏は「天国の中でも極上!」って感じでしょうね…。さて、5月にいらしたお客様(女性の3人組様) からのフィードバックをいただきました。

大学時代からのご親友だということで、50代になられた今も皆さまでご旅行を一緒になさっているのだそうです。素敵ですね!

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このたびは旅の手配をありがとうございました。人数や日程変更など度重なる問い合わせに気さくに応じていただいたこと感謝いたしております。楽しい記憶が薄れないうちにフィードバックしようと言い合っておりましたが、今日までかかってしまいました。
まず車が想定外に大きなワゴン車で楽に過ごせて有難かったです。ドライバーのジハードさんに会って最初に「疲れているしカラックとショーバックをパスしてまっすぐペトラに。」と申し出たところ気持ちよく応じていただき、ドライブ中も静かに眠らせてもらって助かりました。リトルペトラやアカバなど行きたければオプションもできるとのオファーもいただきました。もちろん「It’s your decision」(あなた方の決定次第)ですから、「On schedule」(予定通りに)と選択して今回は正解。ペトラもワディ・ラムももっとゆっくりしたいくらいでしたから。

ペトラ遺跡はほんとに規模が大きいですね。着いた日は入場券を購入しただけで早く眠り、翌日7時過ぎに遺跡の入口を通りました。朝は涼しく、シークが貸切状態!エル・ハズネのあと犠牲祭壇まで登って眺望を堪能しワディ・ファラサを通ってバシンに出てちょうどお昼。昼食後はエド・ディルまで歩いて洞窟カフェで休息後さらにVIEWポイントまで。観光客同士助け合ってエド・ディルの中にもよじ登ってきました。体力の限界まで遊んだ感じです。ペトラ・バイ・ナイトも予定していたため帰路はバシン前からエル・ハズネまでロバに乗りました。3人30JD。翌朝も早く遺跡に入ってシルクの墓からペトラ教会と歩いて回り、柱廊通りを戻る途中からエル・ハズネまでロバで、エル・ハズネから入口まで馬車で急いで戻り、午後ワディ・ラムに向かいました。

平坦な道のロバは楽しかったです。今回会った「ロバ・ボーイ」は初日話しただけの私たちを覚えていて、2日目遭遇した時「距離も半分くらいだし3人まとめて10JD。」と言うので喜んで乗りました。彼はしつこい勧誘もしないしロバも手入れがよくてGood。馬車は2人しか乗れないため2台で60というのを50JDにしましたが、女性1人で乗るのは要注意。御者が「マッサージ」とか「旅の恋」、「瞳の色を見せて(黒に決まっとるがな!)」なおバカ発言連発。「No」「私はそういうことはしない」と突っぱね、手綱を取らせてくれたのを幸い「ヒャッホーッ!!」と叫びながらひたすら馬を走らせましたので、お兄さんも黙ってしまいましたが。

あと、一日遺跡を歩き回る時の強い味方がホテル(モーベンピック)のランチボックス。朝食レストランで頼みました。大きな箱ですが、中身をチャック袋に入れて持って行きました。9JDのものでキュウリ、トマト、リンゴ、バナナ、オレンジ、サンドイッチ2種、パウンドケーキ、ドライフルーツ、水小ボトル。プラスチックナイフや塩の小袋つき。水分の多い野菜や果実を休憩ごとに齧り、疲れたときにはドライフルーツも嬉しい。ただし税やサービス料がついてくるので支払時にはもうちょっとお高くなります。

ワディ・ラム・・・Khalid campは想像をはるかに超えた素敵な場所でした。私たちは不勉強で「3時間のドライブ」を文字どおりほぼ座っているドライブ、と勘違いしておりました(で朝からペトラを歩き回っていたのです)。砂丘や岩を登っては下り、静かで涼しい渓谷で途中の岩を超えるのに互いのお尻を押しあげて奮闘し、極めつけは石橋。「さあ登って」といわれて一瞬絶句したものの、すぐによじ登りはじめたのですが・・・さすがに橋の上で「これって命がけ?」と不安になりました。50歳ですからね(笑)。でもみんな力いっぱい楽しみました。本当に楽しかった。砂漠の様々な表情は美しく飽きることなく、ガイドさんは質問に丁寧に説明し、何をするにも時間のかかる私たちに合わせて4時間以上かけてドライブしてくださいました。

キャンプでは「菜穂子が心配しているから電話しますか?」というKhalidさんの気遣いにも感動しました。星が沢山昇るまで起きていたかったのですが12時前には倒れるように爆睡。ワディ・ラムをドライブと宿泊だけというのはもったいない、もっと長く滞在してあの風景や砂の色に浸っていたいと思いながら後にしました。

死海での大きな目的はシーク・トレイル。これまた体力がいります。軍手にシューズ、防水カメラなど準備万端で挑んだのですが腕や足はいつの間にか擦り傷が。ジハードさんがガイドを買って出てくださったのでひたすらついて歩き、滝に出たときの気分はとにかく爽快。テンションは最高潮。「これは面白い~!」「こんなに必死で遊んだことあった?」と子供のようにはしゃいでおりました。

連休のせいか人が多くロープをつかむのも順番待って、という感じでしたがいろんな国籍の大人がずぶ濡れになって滝つぼでキャーキャー写真を撮りあっている風景というのもまた平和で楽しい雰囲気でした。シーク・トレイルの後はホテル(モーベンピック)のザラ・スパを予約しておいたので、ちょっと優雅にマッドラップやマッサージ。お値段は張りますがその価値はあります。

アンマン市内にもどる日は、ジハードさんから「土産物店に寄るから化粧品はそこが安い。そこが気に入らなければ市内のモールにも行きましょう。」といわれ私たちはトイレ休憩もかねてそこで買いました。泥パック小袋等は無かったので、お手頃価格で軽いお土産用化粧品が必要ならモールも両方行かれた方がいいかと。高価な化粧品はクイーンアリア空港の免税店でさらに安くなっていたようですし。

市内ではミセス・ラガードのお部屋の華麗さに全員言葉もなく舞い上がり・・・「この作品を作るのにどのくらい時間がかかるのかしら?」「このデザインは伝統柄?」等々お聞きしたいことがいっぱいなのにお茶とケーキをいただくときもぽかんと口を開けたまま。質問したことは「近くにATMはありますか?ドルでもいいですか?」。お恥ずかしい限りでした。ここで買ったキャメルのショールはこれから一生ものです。スーパーではナッツや蜂蜜の量り売りを楽しみ、スーク(市場)ではスパイスをあれこれ選び、最後の夕食は「ファハルッディン」で堪能しました。
トラブルはホテル(死海のモーベンピック、アンマンのヘリテッジ)でエキストラベッドが用意されていなかったことですね。死海ではすぐフロントに電話しましたが、ベッドが来たのは1時間後。リモコンが壊れていると相談してもそのまま、チェックアウトではクレジットカードがどれも通らずドルで支払うなどフロント対応が今一つでした。

アンマンではジハードさんがチェックインの際にベッド数を確認して「シングル2つ。」と言われたためもう1台入れるようレセプションの男性に要請し、私たちにも説明してから帰宅されたのでしたが・・・部屋にはダブルベッドのみで1時間以上音沙汰なし。結局木村さんにメールする次第となりました。ここはレセプション男性の怠慢ですね。到着した時もレセプション不在で待たされましたし。逆にセキュリティの男性はチェックインの世話や荷物の運搬、ベッド追加の後も不都合はないか確認に来るなど役割以上に気を遣ってくれました。待っている間、まずはレセプションへ文句を言いにくべきだと思ったのですが胃痛で気力がなく、木村さん→旅行社→ジハードさん自宅までお騒がせしてしまいました。
長くなりましたが、一言でいうと「めっちゃ楽しかった!!!」に尽きます。3人ともヨルダンという国に良い印象をもって戻りました。また、ジハードさんには本当に感謝しております。常に私たちに問題はないかと気を配り、スークを案内してもらう前にはお菓子もご馳走していただきました!普段外国では避けるような人生やコーランといった話題のおしゃべりも楽しい思い出です。私たちは大学時代から長いこと旅行を楽しんできましたが、今回ほど命がけで(笑)、力の限り遊んで、歩いて、見て、食べて、話して、楽しかった、という旅行はめったにできないと思います。素晴らしい旅をアレンジしてくださったこと本当にありがとうございました。

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素敵な旅行記をお送りいただき、ありがとうございました!! ワクワクしながら読ませていただきました 🙂  しかし、やはりホテルの失態があったようで…しかも、普段はほとんどクレームの出ない Heritage House でさえ! ヨルダン人の従業員よ、ちゃんと仕事せいっ! 普段から全てを「No problem」で終わらせ、その後深く考えることがないので…クレームが出るということの深刻さ・重要性を認識しておりません。もうここはアカンな! と切りたいのはやまやまですが、アラブ世界でこうして切っていくとキリがない。残るはわが身のみとなります(笑)。あきらめの境地で付き合っていくしかありません。

完璧という言葉からは程遠いアラブ世界ですが、それでもご旅行をお楽しみいただけたようで嬉しく思います。これからいらっしゃる皆様もぜひヨルダンを満喫してくださいね!

 

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中東を旅するツアーコーディネータ。ヨルダン・レバノンに7年間滞在後、現在はトルコ在住。アラブ世界で泣いたり、笑ったり…異なる文化と言語に囲まれて奮闘する中東での生活をレポートします。地元密着の情報もどんどんアップしていきます。