資格のない自称「ガイド」にご注意!

ヨルダンという国は知名度がまだまだ低いとはいえ、ご旅行にいらっしゃる日本人の方の数は確実に増えていると思います。さて、日本語ガイドについてはよくお客様からお問い合わせをいただきますので、この場をお借りして皆さまにお知らせいたします。

ヨルダンではガイドになるためには特定のコースを受講する必要があり、このコースを受講していない者はガイドとして認定されません。このコースは7-8か月に及ぶものです。またガイドには高度な言語力が求められます。どの言語のガイドにも当てはまることですが、例えば、日本語をきちんと話せない者が日本語ガイドになることはできませんguide

ヨルダンの日本語ガイドの数は非常に限られており(現在は2名ほど)、観光局に登録されています。観光局に登録されていないヨルダン人が「ガイド」と名乗るのは違法となります。

日本に長年滞在経験があるなどというセリフにもご注意。ヨルダンのガイドは、個人の思い付きや思い込みで勝手になれるものではありません。アラブの中には自己意識が過度に高いものがおり、日本語を少し知っているからといって「ガイド」と名乗ることができると思い込む (あるいはその思い込みに基づいて自分だけのルールを作り上げる) ものもおります。こうした違法な自称「ガイド」をご利用になると、お客様が問題に巻き込まれてしまう可能性があります。

こうした偽ガイドは、ガイドと名乗っていることが他の資格あるガイドに分からないようにするために、観光客を「(女性の場合)自分の妻だ」「自分の友達を連れてぺトラに来た」などと紹介することもあるようです。もちろんお客様のほうは言葉が分からないので、何を言われているかさっぱり分からないままです。

<追記>ヨルダンのガイドは、仕事中はガイドであることを証明する証明書を首から下げている必要があります。”ガイド”でこの証明書を持っていない場合は、つまり資格がない単なる自称ガイドだということになります。

こうした自称ガイドの場合、自分の身分を証明するものを持ち合わせてないので、観光地には入り込めても、お客様のホテルへの立ち入りを禁止されることがあります。ガイド証明を持つ資格のあるガイドは、ホテルで立ち入りを禁止されるということはありません。自称ガイドはあの手この手で抜け道を作ることができますが、結局のところ、ニセであることに変わりありません。

*2016年5月現在の最新の情報です。ヨルダン政府が違法操業者の取り締まりを強化し始めました! もし問い合わせておられる旅行会社あるいはガイドが「ホテルでのチェックインやチェックアウトは手伝えないので、自分でして」とか「ホテルの入り口でホテル内に入ることを拒否される」などという場合、政府に登録されていない違法な旅行会社あるいはガイドであることになります。ホテル等で立ち入りを拒否されるのは、ホテル側から見て「不審な人物」=「提示するガイド資格証明・旅行会社の登録証明を持ち合わせてない違法操業者」だけです。皆さま、ご注意くださいませ。

これまでに被害に遭われた方はお知らせくださいませ。ヨルダン観光局に報告させていただきます。特定の “ガイド” に資格があるかどうかお知りになりたいと思われる場合は、お問い合わせくださいませ。旅行会社を通して、観光局に登録されているかどうかをお調べできます。

皆さまのヨルダン旅行が楽しいものになりますようお祈りしています! スマイル 中東旅行のことなら何でもお気軽にご相談くださいね~。


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中東を旅するツアーコーディネータ。ヨルダン・レバノンに7年間滞在後、現在はトルコ在住。アラブ世界で泣いたり、笑ったり…異なる文化と言語に囲まれて奮闘する中東での生活をレポートします。地元密着の情報もどんどんアップしていきます。