超ブロークンなアラブ英語

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1月もあっという間に後半。明日は雪が降るとか降らないとか…。私の日本滞在ですが、家族の看病という予期せぬ事態に遭遇して長引いております。ま、それならそれで、少し腰を据えて日本に滞在するのもまたヨシと思っています。

そんなわけで、ヨルダン旅行をしてくださっているお客様とはお電話でお話させていただいております。皆様、それぞれ楽しんでお帰りになっているようでとても嬉しく思います。さて、そんな日本でアラブとすっかり離れて生活しておりますと…アラブと接するときに多少戸惑ってしまう(笑)。何に戸惑うって、彼らの英語…。

先日もお客様とお話するためにぺトラの某ホテルに電話した時のこと…。受付の男性ですが、お客様のお名前を伝えて「話したい」と告げると、まず日本人の名前が聞き取れない彼らは、お客様をコンピュータから探し出すのに一苦労。そして、見つけたと思ったら「で、何がしたいの?」と聞かれる。だ・か・ら~、なんで電話してるかって、お客様と話したいに決まってるやん! と心で突っ込みつつ、「I want to talk to them」と簡単な英語で言っても、通じない。となると、アラビア語でいうしかない。アラビア語ではすぐに分かってくれました。

なぜ通じなかったかというと…この受付の男性と会話するうちに気付いたのですが、彼は “they (彼ら)”という英語の単語を知らないらしい…びっくり というのも、この男性は何度も「you go Petra」と繰り返します。YOU? go Petra? いやいや、私はぺトラに行ってへんで、日本やで、それに私のことなんて話してないんやけど、何を勘違いしてるんやろ、と思いつつ、”No, I don’t. I just want to talk to them!!!” でもこの男性は「you go Petra」としか言いません。

そこで気付いたのが…あ! この「you」は「they」のことか~。つまり、「They went (または they have gone) to Petra(もうペトラに行ったよ)」と言いたいわけだ。でも「they」を「you」というと致命的やで。通じるわけがない。あともう一点、過去形を使えないのもアラブ英語。「you GO Petra」と現在形で言ってきます。

そんなわけで、私は電話を掛けた目的を一瞬忘れ、ひとしきり彼の英語を治すことに苦心したのでした。「you」じゃなくて「They」というべきだ!…と。彼は「yes, yes」と曖昧な返事を繰り返しつつ、多分分かってへんやろうな…。でもこんなレベルの低い英語しか話さない男性を受付によぉ置くなぁと感心(❓)しました。

そんな訳で、久しぶりにこの超ブロークンなアラブ英語を聞いて、苦笑しました。アラブ世界に住んでいるとブロークンな英語の方が通じるので、ここに住む人の英語は崩れに崩れまくると思います。英語ネイティブは別ですがね。でも今回の受付の男性の英語はちょっとヒド過ぎ‼ やはり彼もコネで仕事を見つけたクチなんだろうか…。コネさえあれば能力がなくても仕事が見つかるのもアラブ社会。やれやれ、コテコテのアラブ英語を聞いて、アラブ世界の思い出にしばし浸った一日でした。


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中東を旅するツアーコーディネータ。ヨルダン・レバノンに7年間滞在後、現在はトルコ在住。アラブ世界で泣いたり、笑ったり…異なる文化と言語に囲まれて奮闘する中東での生活をレポートします。地元密着の情報もどんどんアップしていきます。