4人に1人が糖尿病のサウジ…という記事を受けて

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ロイターの記事に「4人に1人が糖尿病のサウジ、原油安が医療予算を直撃」という記事が載っていました。わたしみたいな凡人には、原油安と医療予算との関係がちょっとよく分かりませんが…ただ、私が注目したのは「4人に1人が糖尿病」というところです!

fat man

この記事には次のようなくだりがあります。

”原油はサウジを裕福にしたが、同時にせわしなく立ち働かなくても済む生活スタイルをもたらし、それが経済を損なうという皮肉な状況だ。かつては「金持ちの病気」として知られた糖尿病は、サウジ政府の見方では全人口の24%に相当する690万人余りの国民を苦しめている。同国では成人の3人に1人は肥満であるため、治療はより難しく、より高価になってしまう”。

ほうほう!!

でもこれって、サウジだけの問題ではありません。実はヨルダンも同じように肥満や糖尿病患者が多い。ヨルダンは決して「金持ち」の国ではありません。むしろ中東の国々の中では貧しい。資源も資金も産業もない。でも糖尿病患者で溢れています。

4人に1人? それこそ、中高年では、もうほぼ100%の確率で糖尿病だと思います。100%が大袈裟だったら、99%。だって私のヨルダン・レバノン生活で、男性・女性を問わず、糖尿病じゃないっていう中高年のアラブはいなかったですよ。みんな糖尿病と高血圧は持っている。これ、ヨルダンでは当たり前のこと。

これはひとえに、ラマダンなどの ”断食月” にドカ食いする習慣や、それだけではなく普段からの早食い・ドカ食いに加えて、砂糖と塩の取り過ぎ、運動不足…などなど、もう要因となる事柄は挙げ始めればきりがありません。アラブは総じて食べることが趣味。食に関しては保守的で「アラブ料理が世界で一番おいしい」と言ってはばかりませんが、ともかく食べる食べる。

健康食ブーム…というよりはステータス・ブームで、富裕層のアラブは日本食も食べます。お寿司のレストランはヨルダンでも人気。でも…ね、お寿司食べてるっていうより醤油食べてるやろ! みたいに食べるアラブが多い。お寿司のシャリは醤油に浸されて真っ黒で、口に運ぶ時には醤油がボトボト垂れてるやん! …こんなんでは、「健康食」とはとても言えず…嗚呼!

しかも彼らの調理するアラブ料理には、お塩が片手一杯分(❓)惜しげもなく放り込まれます。「ひとつまみ」なんてもんじゃありません。ドサッ! と放り込まれる。これを見た時は、ぞっとしました。こ、これを私は今から食べるのね…私の何日分の塩を摂取するんやろ? というような恐怖。

そしてシャイ(紅茶)のカップには、ティースプーン3杯、4杯? くらいの砂糖が、これまた惜しげもなく放り込まれます。Oh, dear!

ま、そんなわけで、糖尿病は「お金持ち」のサウジだけの問題ではありません。ヨルダンでもシリアでもレバノンでも同じ。アラブには節制するという習慣がありませんからね…。それにしてもサウジ、これから国として経済的にも苦しくなりそうで、国民の生活も圧迫され始めているようですし…対イスラム国なんて言っていますが、これから自国の平和と秩序が守れるのか? 不安なところであります。


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中東を旅するツアーコーディネータ。ヨルダン・レバノンに7年間滞在後、現在はトルコ在住。アラブ世界で泣いたり、笑ったり…異なる文化と言語に囲まれて奮闘する中東での生活をレポートします。地元密着の情報もどんどんアップしていきます。

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