かなりの見ごたえ! 砂漠に立つジャブリン城

さてさて、ガックリきたバハラのホテル (http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201608110000/) に別れを告げ、次に私たちが向かう行先は…ジャブリン城です。バハラ・フォートとこのジャブリン城は車ですと15分くらいしか離れていません。私たちの泊まったホテルからも車で10分ほど。前方にこじんまりしたお城が見えてきました。

 やって来ました、ジャブリン城。正面入り口
この日は金曜日だったので、午前中で観光地は閉まってしまいます。私たちはこのジャブリン城に行った後にバハラ・フォートに行く予定だったのですが、このジャブリン城がけっこう面白くて、見ごたえがあったので、かなり長い時間ここで過ごしてしまいました。
この日も44-45度の灼熱…。受付には誰もおらず、ん? お金払わないで入りますで~と思っていたら、やる気のない背の低いおっちゃんが、どこかからちょこまかと走り出てきて、ちゃっかり入場料とられました(当たり前か…)。そして驚いたことに、このジャブリン城にはオーディアガイドがあり、何と日本語もあるのです! すごい充実! しかもその日本語の案内がとても丁寧で分かりやすく、ジャブリン城についてかなり詳しく説明してくれました。あっぱれ、オマーン! ヨルダンになんてオーディアガイドがある観光地はありませんし、まして日本語でなんて期待できそうにもありません。不思議なところで進んでいるオマーンでした。

砂漠の中に立っているジャブリン城の窓から外を眺めます。このジャブリン城は、 Bil-arab bin Sultan という支配者によって1675年に建てられたそうです。当時は夏の避暑地的な宮殿として建てられたのだとか。彼の家族も一緒にここに住んでいたので、このお城にはたくさんの部屋があります。
当初は軍事目的で建てられたお城ではなかったようですが、不審者や敵の侵入に備えた造りには一応なっているようです。たとえば、この支配者の部屋に通じる階段には仕掛けがしてあって、階段の一部が空洞になっています。そのために、人が登ってくると音がします。この音で、上階に上がってくる人がいることを知ることが出来ました。

 上の階から下を見下ろします
もちろん、敵が侵入して来たら、グツグツに煮えたぎったデイツ(ヤシの実)のシロップ❓ を上からぶっかけたり…などが出来るようになっていたようです。
それから、ジャブリン城で面白いのは天井の装飾です。支配者はよく客人を接待したり謁見したりしますが、客人を通す部屋にもいくつか種類があり、客人の立場などに応じて通される部屋が違ったようです。天井の装飾は目の形をしており、なぜ目の装飾なのか2つの理由があったらしい。1つは忘れましたが、もう1つの理由は、「神の目」がこの部屋や人を見張っているというような意味合いもあった…というようなことがオーディオガイドで言われていました。ちょっと記憶があやふやです。


また各部屋は、灼熱の砂漠でも涼しさを保てるような工夫がなされており、風が入ってきて気持ち良かったです。

こじんまりとしたお城ですが、お部屋の数が多く、迷路のようでした。かなり見ごたえのあるジャブリン城。トリップアドバイザーなどでもこの地域の観光地としては一番人気があるようです。オマーンに来られたらぜひ見ていただきたいお城です。
ただし私たちは世界遺産のバハラ城を見る時間がありませんでした…。何度もその前を通ったのに、結局外観だけで終わってしまった…。金曜日の観光は時間の制限がありますので、あまりお勧めできませんね。
さ、閉まってしまったバハラ・フォートを恨めし気に横目で見ながら、私たちが次に向かうのは…オマーンのグランドキャニオンと呼ばれるジャバル・シャムスであります!


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中東を旅するツアーコーディネータ。ヨルダン・レバノンに7年間滞在後、現在はトルコ在住。アラブ世界で泣いたり、笑ったり…異なる文化と言語に囲まれて奮闘する中東での生活をレポートします。地元密着の情報もどんどんアップしていきます。

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