晴れのイスタンブールの風物詩

本日晴れなり‼昨日に引き続いて、とても気持ちの良い春のお天気となりました。トルコ人はお洗濯好き。こんな晴れの日には、こんな風に大胆に干された洗濯物をあちこちで見かけます。

道路を挟んだ家と家との間に洗濯物を干す! これって…相手の家の人との間で合意が必要ですよね…。

↑これくらい狭い道路の場合はまだいいんですが…ね。でもきっとよく乾くやろうなぁ。ドイツでは、お庭付きの家に住んでいる人でない限り、外に洗濯物を干している家なんて滅多にありません。景観を損なうって怒られそうですし…。ですから、イスタンブールでこんな風に洗濯物を外に大胆に干している光景を見ると「気持ちイイなぁ」と思ってしまう私。とはいえ、まだまだお天気が不安定なこの時期、私は洗濯物は家の中に干しています。
さて話は変わって、イスタンブールの我が家は4階。エレベーターなし。とはいえ、イスタンブールでは古い建物も多く、エレベーターがないアパートもかなりあります。5階までエレベーターなしで上がるなんてけっこうざら。
この点、レバノンに非常によく似ている。といいますか、実はイスタンブールの街を見た時の最初の印象は「ベイルートに似てる~」。でもベイルートよりイスタンブールの方が全体的にはるかにきれいですが。で、ベイルートでもエレベーターがない5階、6階建てのアパートが多かった。かくいう私も、レバノンでは6階に住んでいて、えっちらおっちら上がっていたものです。
ベイルートの私のアパートには一応古ぼけたエレベーターがあったのですが、レバノンでは1日のうち数回、数時間にわたって電気がカットされる。そうなると、エレベーターは無用の長物と化します。さらにエレベーターの中にいるときに電気がカットされた日には…悲劇です! これ、レバノンで2回やらかしました。どちらの時も、近所の友達が救助してくれましたが…(笑)。
そんなレバノン生活を彷彿 (ほうふつ) とさせるイスタンブールのアパート事情。私も4階まで毎日何度もえっちらおっちら上がります。まぁそんな生活には慣れておりますが、難点は…我がアパートにはインターフォンがない。下の入り口の扉 (メインのドア) が私の部屋からは開けられない。つまり、お客さんが来た時に下までえっちらおっちら降りて、わざわざメインのドアのカギを開けないといけない。これが面倒くさい。水の配達だの何だので、けっこう訪問客が来る。下まで降りてカギを開けて、また4階まで上がる…そんな体力を消耗すること、いつもしてられません。
そんなわけで、トルコ人がしているように私もこんなものを準備しました。
 ミニバスケット!
訪問客が来たときは、まず窓から身を乗り出して「誰~???」と叫ぶ。そして誰が来たかを確認した後は、このバスケットに鍵を入れて、4階の窓から下までスルスルと降ろしていく。訪問客は鍵を受け取って下のメインドアを開ける。そのまま訪問客は4階まで上がってきて、鍵を返してもらう…というわけ。
 私の部屋から下を見下ろす、の図。
こんな風にバスケットを使って上の階からやり取りしている様子を街のあちこちで見かけます。これ、レバノンでもけっこう普通に目にしていました。まさかここイスタンブールでこれをすることになるとは。
初めは4階の窓から身を乗り出して「誰~?」と下に向かって叫ぶことに抵抗がありましたが、そんな光景はここイスタンブールでは普通。通行人たちも特に気にも留めていない様子。ですから、今では窓から身を乗り出して大声で「誰~??」と叫ぶ日々(笑)。自分が窓から落ちないように気を付けなければ。
そんな風に、都会でありつつも何だか田舎臭いイスタンブールでの生活、いろいろ笑えます。さて、明日はインターネットで購入した食卓テーブルが我が家に届きます。今日電話がかかってきて、「明日の午前9時から午後5時までの間に配達します」だと。どういう時間設定? そのために一日中家に居ろと? 予定があるんですが…。こんな適当なことがごく普通なテキトーなイスタンブールでの生活。ガチガチのドイツとは違うこの適当さが心地よいと感じる私…、10年間の中東での生活でかなり「テキトー化」しています。


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中東を旅するツアーコーディネータ。ヨルダン・レバノンに7年間滞在後、現在はトルコ在住。アラブ世界で泣いたり、笑ったり…異なる文化と言語に囲まれて奮闘する中東での生活をレポートします。地元密着の情報もどんどんアップしていきます。