イスタンブールで雹が降った日

数日前のことですが、イスタンブールで雹が降り、嵐のような天候になりました。その前の数日が非常に蒸し暑く、雨が降るのではないかと言われていましたが、まさか雹まで降るとは! 夕方くらいになって急にゴロゴロと雷が鳴り始め、辺りは真っ暗に。そして強い風が吹き始め…不気味な嵐の前兆。そうこうしているうちに、バタバタバタバタというものすごい音が聞こえ始め、初めはいったい何が起きているのかさっぱり分かりませんでした。

雹が降っていることに気が付いた時には、開いている窓の隙間から氷の塊がどんどんと入ってきます。たまたま家にいたので、慌てて窓を閉めましたが、これ…本当は出かけている予定でした。外にいた人も多かったはず。この暗闇と雹の嵐はかなり長い間続いたように感じます。多分ものの20分くらいだったのかもしれませんが、私にとっては前代未聞のこと。
 今回の雹の大きさ。
私の地区では、ティースプーンの頭の大きさくらいでした。雹はミカン大の大きさになるようなこともあるそうですから、今回の雹はそんなに大きくはなかったはずですが、とにかく打ち付ける音がすごかった。他の場所ではゴルフボールくらいの大きさの雹だったようです。これって…いろいろ被害が出るやろうなと思いつつ、収まるまでとにかく家で待機。外で雹に降られた方たちは大変だったことでしょう。
2、30分の嵐の後、また太陽が照り出して何事もなかったかのように元に戻りました。夜になって道路に出てみると、あちこち被害が出てますやん!
 突風で傾いた街灯が車を直撃!
でも私の近所での被害なんて序の口で、後から聞くと場所によっては洪水など大変な被害が出たそうです。インターネットからお借りした写真。↓


こりゃあ大変な被害ですね。私もたまたま予定がキャンセルになっていたものの、本当は外出しているはずでした。間一髪。
イスタンブールは7つの丘からなっていると言われており、とにかく坂が多いです。坂のてっぺんの丘の部分にあたる場所に住んでいる場合は良いですが、いわゆる谷にあたる部分に住んでいる人たちは、普段から雨の被害を受けます。丘から滑り落ちる雨が谷に流れ込みますので、道路はあっという間に洪水になります。それからアパートも上の階に住んでいるとよいのですが、1階や地下に住んでいる人たちは、雨が降るたびに水が家の中に流れ込む浸水被害に遭っているそう。
イスタンブールで家を決めるときにはこうした事情に全く通じていなかったのですが、ここに長くいれば長くいるほど、家の立地って本当に大切やなぁと感じます。私は4階に住んでいて、しかもエレベーターがないのでいつもはヒイヒイ言っていますが、浸水の被害はまずありませんから安心。さらに私の住んでいる地区は丘の上。ですから道路が冠水することもありません。さらに岩の上に建てられているので地震にも強いのだそう。結局、すごくいい立地の家を偶然にして選ぶことができたのだと後から知りました。
イスタンブールでは、見かけは良くても実際に入居してみるとあちこち不具合が見つかるアパートも多く、もういい加減にしろ! というくらい何かと修理が必要になることもあります。私のアパートのビルは、見かけは悪いのですが、アパート自体にはほとんど問題がなく、初期に幾つか修理をお願いしただけでその後は快調。こんな風に家の中で快適に過ごすことができるって、実はすごく感謝すべきことなんだなぁと思います。
今回の嵐で被害に遭われた方々には心からお見舞い申し上げます…。天候異変でいったい何が起きるか分かりませんね。明日は我が身。避難用のリュックを準備して防災には備えていますが、本当は使わないで良いままなら一番ですよね…。


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中東を旅するツアーコーディネータ。ヨルダン・レバノンに7年間滞在後、現在はトルコ在住。アラブ世界で泣いたり、笑ったり…異なる文化と言語に囲まれて奮闘する中東での生活をレポートします。地元密着の情報もどんどんアップしていきます。