イスタンブールで風邪猫を保護

イスタンブールに住んでいるとニャンコとの接触は避けられません。猫好きの方ならおのずとお気に入り猫ができてしまうのも時間の問題。私のお気に入り猫は冬の間、近くのおじさんが所有するパーキング内で寝泊まりしているようで、最近ぱったりと姿を見なくなりました。冬に入る前に引き取ろうかどうか本気で悩んでいたのですが…きちんと寒さをしのげる(しのげているはずです)場所が見つかってよかった。だって猫を飼うってやっぱりかなり責任重大ですし…簡単には決定できません。
私の友達も猫好きが多いのですが、カナダ人の友達がついに風邪ひき猫を保護してしまった! ステラと名付けられたこの猫は彼女のお気に入り猫だったのですが、つい先日とあるお店の中で風邪を引いて力なく横たわっているところを彼女が発見。引きとろうか、どうしようか、病院に連れて行こうか、どうしようか…あーだこーだと議論すること数時間。このお店は午前1時には閉まりますが、店内に食べ物もありますし、猫は残せないということ。ということで、意を決してその晩は彼女が引き取ることになり、翌日に病院へ連れていくことにしました。
 風邪がひどくなって力が出ないニャンコ。
 友達の家で丸くなるステラ。
この晩、ステラは段ボールに入れて保護する予定だったのですが、結局ステラは友達の布団の中に入ってきて一緒に眠ったとのこと…。野良ちゃんなのに人間の布団に入りたいって…やっぱり猫はもともと人間に飼われるようになっているのかもしれません。
でも肺の感染症にかかっていたこのステラ、息がとても臭かったらしく…ちょっと抱き上げただけでも「くっさーーい」という感じ。そんな猫をよう布団に入れたな~と感心してしまう私。
翌日は日曜日でしたが、動物病院は開いていたよう。まず近所の動物病院に行きましたら、診察料だけで600リラかかるということ。1万8千円くらい。ところがイスタンブールでは、外猫は市役所みたいなところに連れていくとタダで診療してもらえ、さらに治療もただなんです。その情報を仕入れた友達は、ステラを市役所に連れていきます。診察の結果は、肺の感染症と寄生虫。市役所で1週間の治療をすることが決まりました。1週間後に猫を引き取りに行き、ステラはまた道路で生活することになります。
 タクシーで連れていかれるステラ
というわけで…きちんと治療が受けられるようになったステラ。さらに1週間は温かい場所で寝ることができます。このイスタンブール(というか、トルコ全体?)の制度ってかなり画期的‼ 市が外猫ちゃんを手厚く看病するんですよ。すべて無料で! やはりイスタンブールは猫の街。猫ちゃんがとても大切にされています。
ちなみにステラは実は「女にょこ」ではなく、「男にょこ」であることが判明(笑)。なんで猫エキスパートの友達がステラを女の子と思いこんだのか不思議です…。まだ子猫ちゃんだから分からなかったよう。しかし男の子と分かった以上、ステラという名前は適しません。「スヴィン」とかいう名前を新たに付けていましたが、私には発音しにくいことこの上なし。私は短縮形の「スース―」と呼ぶことにします。スース―も実は女の子の名前なんですがね。
1週間後にスース―が回復して帰ってくることを願っています。なんせぐったりとしてほとんど動けませんでしたから…あのまま放っておけば、死んでいたかもしれません。1週間後に帰ってきたとして、これからどんどん寒い季節になるのでスース―が外でも温かく過ごせるように何とかしなければいけません。私のニャンコのようにパーキングなどで飼われるようになれば一番良いのですが…。
イスタンブールならではのネコ話でした。


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中東を旅するツアーコーディネータ。ヨルダン・レバノンに7年間滞在後、現在はトルコ在住。アラブ世界で泣いたり、笑ったり…異なる文化と言語に囲まれて奮闘する中東での生活をレポートします。地元密着の情報もどんどんアップしていきます。