モーセが亡くなった後、30日間の喪の期間を終えてから、イスラエル人たちはついに “乳と密の流れる” 約束の地パレスチナに入ります。このように、ヨルダンには旧約聖書にちなんだ場所がたくさんあるのですが、このネボ山はその中でも外せないスポットの一つです。
この辺りの景色は本当に何もない、ごつごつとした荒野なのですが、この景色が何とも言えず魅力的でもあります。中東を代表する荒涼とした景色で、私は個人的には大好きです。
このネボ山から17キロほど離れたところに死海があります。死海に流れ込むヨルダン川流域は水が豊富なので、野菜や果物がたくさん栽培されています。
アンマンと死海を結ぶ道路では野菜や果物が売られていることもしばしば。ヨルダンに住んでいたころは、この道で野菜をよく買っていました。豪快に積み上げられた人参を見てください! でも安くて美味しいんですよね。何より新鮮! キロ単位でお買い上げです。