モコモコした「綿の城」パムッカレで温泉体験 (トルコ)

トルコの絶景の1つパムッカレ。世界遺産にも指定されています。眼前に広がる白銀の世界…といっても、白銀に「見える」世界で、実際の雪ではありません。パムッカレとはトルコ語で「綿の城」という意味だそうです。名前の由来は、この地方が昔から綿花の生産で有名だったからだそうです。それにしても、モコモコした石灰石の固まりは真っ白な綿を彷彿とさせます。

 

 

そう、この真っ白なモコモコの正体は石なのです。石灰石が段々畑のように独特のフォームを作り上げています。パムッカレ周辺では何千年も前から炭酸カルシウムを多く含んだ温泉が湧き出ています。この湧き出た水が流れて冷えて固まって…今のような石灰棚が長い年月をかけて形成されました。

 

今では湧き出る温泉水も少なくなり、枯れているところもあります。

 

 

それでも水を豊かにたたえたプールもあり、ほんのり生ぬるい温泉水に足を浸すことができます。

 

パムッカレといえばこの真っ白な石灰棚で有名ですが、実はパムッカレの隣にはヒエラポリスと呼ばれるローマ時代の遺跡が残っています。この2つが合わさって世界遺産となっています。このヒエラポリスは聖書にも名前が出てくる都市で、2世紀ごろからかなり長い間ローマ帝国の温泉保養地として栄えたようです。

 

 

貴重な遺跡の上によじ登ったり飛び跳ねたりできるのはトルコならでは…?

 

 

さてヒエラポリスの遺跡群は広大で、徒歩で観光するには半日以上は必要かもしれません。ですからお時間の限られた方は見どころを絞ってご観光になるか、下の写真にあるような電気式の車でぐるっと回られるのも手です。この電動式の車は120ドルだったでしょうか…。何人かでシェアするとかなりお得になります。

 

 

さてパムッカレ観光に関しては、「がっかりした」という感想も多々あるようです。それはまず、人が多いこと。特に中国人‼ 団体でうじゃうじゃいます。それから水が枯れてしまっていること。私が行ったときはまだ水を張っているプールも多かったですが、時期によっては本当に枯れ枯れの時もあるかもしれません。確かに人の多さには辟易します。ですから朝できるだけ早くに活動を開始されるようにお勧めいたします。入場ゲートが開くのは午前8時ですが、それよりも先に行って待機するくらいの感覚で朝を始められると良いかもしれません。

 

入場ゲートから入ってしばらくすると、ここから先は靴を脱いでください、と書かれている箇所があります。確かに水の量が増えていますので、ここで靴を脱ぎます。ビーチサンダルも履けません。脱いだ靴は自分で持って歩く必要がありますので、ナイロン袋をお持ちになることをお忘れなく。↓ 緩やかな坂になっており、どんな景色が待っているんだろうとワクワクします。

 

 

昔は温泉水が囂々と流れていたのかも…。水の量は確かに少ないです。これは仕方ないですね…。

 

 

 

 

石灰棚は高さ 100m ほどの台地の斜面に段々畑のように作られています。もちろん人間の手によるものではなく、自然が作り上げたもの。パムッカレの水は空の色を反射します。太陽が昇ると真っ白いお城が水色の水を静かにたたえます。とても幻想的な風景。

 

 

 

↑ 雪のゲレンデと同じように、照り付ける太陽に目がくらみます。サングラスは必須の観光地です。

 

 

夕日や朝日に照らされると真っ白な石と水がほんのり赤く染まって本当に美しいのだとか…。私は運悪く雷雨に降られて、夕焼けを見ることができませんでした。もしお時間のある方はぜひセンセットまでお待ちくださいね。

 

 

 

↑ 私たちはこの真っ白な世界に浸るだけで自然の神秘に心奪われ、水が枯れていることはあまり気になりませんでした。自然の織りなす力はすごい!

 

さてパムッカレとヒエラポリスの境目では、温泉の底にローマ時代の遺跡が転がっているクレオパトラプールに入ることもできます。このプールの入場料は別途でお支払いいただく必要があります。また必ず水着を着用していただく必要があります。ただし見学は無料です。お食事ができるエリアもありますし、トイレもありますので、ここで少し休憩なさると良いかもしれませんね。

 

世界遺産のパムッカレ。遠くから見ると、大地に突然そそり立つ真っ白な岩山が見えます。この岩山の中に入ると、石灰棚が静かに温泉水をたたえています。こういう風景はやはりパムッカレならでは。トルコに来たなら是非一度は足を運んでいただきたい絶景の1つです。

 

 

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