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【要点まとめ (専用車利用の場合)】

専用車利用・朝食付き・ワディラム夕食込みの場合の目安

お 1 人様:200JD 前後
お 2 人様:250~300JD 前後
換金はアンマン市内が最も有利
空港では最低限の換金のみがお勧め

ヨルダン旅行では、いくら両替すればいい?中東在住歴17年のツアーコンサルタントが目安を解説

ヨルダンにご旅行されるお客様から、非常に多くいただくご質問のひとつが「いくらくらいヨルダンディナール(JD)に換金すればよいでしょうか?」というものです

これは、お食事の内容やアルコールをお飲みになるか否か、お土産をどれくらい購入されるかなどによって大きく変わるため、正確な金額を一律にお伝えするのはなかなか難しいのが正直なところです。

ここでは、専用車をご利用になり、ホテルの朝食付きワディラムやダーナでは夕食込みの宿泊場所を利用される場合を前提に、現実的な目安をご提案いたします。ご自分で移動することを前提にされている方向けではありません。

また、ページの後半でお勧めの換金方法をご紹介します。

現金が必要になる場面

専用車をご利用の場合、移動は基本的にすでに含まれているため、現金が必要になるのは以下のような場面です。

観光地の入場料
観光地でのお食事
 お飲み物代・アルコール
 お土産
 お水やスナックなど
 ガイドやドライバーへのチップ

ホテルの朝食、ワディラムでの夕食が含まれている場合、現地での食事代は主にランチと一部の夕食のみとなります。

まず大きな出費は「入場料」

ヨルダン旅行で現金が必要になる大きな項目のひとつが、観光地の入場料です。

たとえばペトラ遺跡の 1 日券は現在 50JD(約 72 ドル)、 2 日券は 55JD (約 78 ドル) となります。カードでお支払いいただくことも可能ですが、その他の観光地や「ペトラ・バイ・ナイト (30JD)」などは、基本的に現金払いとなります。

なお、「Jordan Pass」をオンラインで事前購入される方法もあります。

https://www.jordanpass.jo/Contents/Jordan_Attractions.aspx

日本国籍の方は入国査証が無料のため、行程によっては現地購入のほうがお安くなる場合もあります。Jordan Pass については別途記事でご紹介する予定です。

食事代は観光地ではやや高め

観光地周辺でのお食事代は、思ったより高くつくことが多いです。またヨルダン全体でいえることですが、アルコールを頼まれると 1 杯当たりのお値段が高く、全体の食事代は一気に跳ね上がります。

朝食がホテルに含まれており、ワディラムやダーナなどで夕食付きの宿泊場所をご利用の場合、現地で必要になる食事代は主にランチと一部の夕食のみとなります。

観光地周辺のレストランでは、1 食当たり 10-20JD (お1人様当たり) 程度が目安になることが多いです。なお、このお値段にお飲み物は含まれません。

死海のホテルやアンマン市内では、カードでのお支払いが可能な場所もあります。

目安としてお勧めしている換金額

この条件 (専用車ご利用・朝食付き・ワディラム夕食込みで5日間以上のご滞在) の場合、よくご案内している目安は次の通りです。

    お 1 人の場合: 200JD 程度
 お 2 人の場合: 250-300JD 程度

まずはこの程度をご用意され、足りなくなれば後半に現地でその都度追加される形が最も無理がない方法かと思います。反対に少し余ってしまいそう…という場合は、ドライバーへのチップに回していただくなどもできるかと思います。

アルコールを飲まれる方は、上記の金額よりやや多めのご換金をお勧めします。

 

現地 ATM での国際キャッシングについて

ヨルダンでは ATM で国際キャッシングをすることも可能です。ただし、

ヨルダン側銀行の手数料: 約 4-5JD
日本の銀行側の手数料:ご利用の銀行による
 日本の銀行側が設定する為替レート

がかかるため、最終的にお得かどうかは微妙なところです。「現金が足りなくなった場合の補助手段」としてお考え下さい。

ドルは使える? ヨルダンでの汎用性

ヨルダンではドルは汎用通貨ではありません。基本的に

お支払いは現地通貨 JD (ヨルダンディナール)

ドルはチップ以外はほとんど使えない

と思っていただいた方が安心です。

円から換金する?ドルから換金する?どちらがお得かについて

「円から直接ヨルダンディナールに換金するのと、日本でドルに換えてから来るのと、どちらがお得でしょうか?」というご質問もよくいただきます。

ヨルダンでは、ヨルダンディナールと米ドルの為替レートは長年ほぼ固定されており、ドルから換金する場合、為替変動の影響をほとんど受けません。この点では、ドルからヨルダンディナールに換金する方法は、レート面では非常に安定しています。

ただし、日本で円をドルに換える際には、日本の銀行や両替所で比較的高めの手数料がかかることが多く、その分、実質的なメリットは小さくなる場合があります。

そのため、

 すでにドルをお持ちの場合

→ そのままドルからヨルダンディナールに換金するのがお勧めです。

 これから準備される場合

→ 無理にドルに換える必要はなく、円をそのままお持ちになり現地で換金されても、大きな差は生じにくいでしょう。

いずれの場合も、最終的な差は数 % 程度に収まることが多く「どちらでなければ損をする」というほどの大きな違いはないように思います。

 

ヨルダンディナールとドルの為替レートについて (固定制)

ヨルダンでは、ヨルダンディナール (JD) は米ドルに対して固定相場制 (ペッグ制) を採用しており、為替レートは長年ほぼ一定に保たれています。

基本となる公式レートは、

 

1ドル = 約 0.708 ディナール

 1ディナール = 約 1.42 ドル

 

で、私が初めてヨルダンを訪れた 19 年前から、この水準はほとんど変動していません。

実際の換金時には、銀行や換金所によって小数点以下の微調整が入ることはありますが、大きな為替変動はなく、ドルからヨルダンディナールへの換金は常に安定した条件で行うことができます。

この固定相場制のおかげで、ドルからヨルダンディナールへの換金は、為替リスクがほとんどないという大きなメリットがあります。

どこで換金するのが良いか (とても重要です)

換金場所についても、よくご質問をいただきます。

空港に到着後すぐに換金される場合は、「到着ロビーにある銀行」での換金をお勧めします。バゲージクレームや入国審査付近手前にある換金所は手数料が高かったり、レートが悪かったりすることが多いため、できるだけ利用されないことをお勧めします。

到着ロビーの銀行では、

 レートはアンマン市内とほぼ同じ

*ただし、空港の Jordan Bank は公式レートではない場合もあるようです。

 手数料が 5JD ほど (約 1000 円) 上乗せ

となります。

空港からそのままペトラ方面に向かわれる方は、ここで換金されるのが安心です。ただし銀行によっては 24 時間営業ではありません (Arab bank など)。深夜などにご到着の方は、銀行のオプションが限られますので、ご注意ください。

アンマン市内で換金するのが一番お得!

空港からまずアンマン市内へ向かわれる場合は、市内の換金所での換金が最もお勧めです。特に、

 ダウンタウン
 第 2 サークル

の換金所では、

 JD とドルの公式レートがそのまま適用される
 手数料なし

となり、最も条件よく換金できます。

アンマン市内ダウンタウン周辺にある換金所の一例。ダウンタウンには条件の良い換金所が複数あり、手数料なしで公式レートが適用されるところが多いです。

Exchange office at 2nd circle in Amman

アンマン市内・第2サークルにある換金所。手数料なしで公式レートが適用されます。私自身も普段利用している場所の一つです。

アンマン市内・第2サークルにある換金所

まとめ (専用車利用の場合)

専用車利用・朝食付き・ワディラム夕食込みの場合、現地で必要な現金は比較的限られます。

目安としては、

 

 お 1 人:200JD ほど
 お 2 人:250~300JD ほど
 換金はできればアンマン市内で
 ご旅行の後半に都度換金

 

この形で進めていただければ、ほとんど困ることはありません。

余ったJD(ヨルダンディナール)はドルに換金できる!

なお、ヨルダンではヨルダンディナール (JD) をドルに換金することも可能です。一番レートが良いのは、アンマン市内の中でも断トツでダウンタウンにある換金所です。

空港で最終的に余った JD をドルまたは円に換金することもできますが、レートは市内よりかなり悪くなる場合があります。また空港で換金する際には、最初に両替した際のレシートの提示を求められることがあります。

なお円への換金は在庫状況などによって対応できない場合があるようです。

 

 余談ですが、エジプトとヨルダンを周遊される方は、エジプトポンドをヨルダン JD に換金することも可能です。余ったエジプトポンドをお持ちの方はヨルダンで換金してしまいましょう!ただしコインの換金はできませんので、ご注意ください。